大豆

価格変動の要因

上昇要因

• 主要生産国であるブラジル、米国、アルゼンチンの天候が悪化すると、収穫量が減少し、価格が上昇します。
• 中国の輸入が増加すると、需要が供給を上回り、価格が上昇します。
• 世界景気の拡大が農産物への需要を増加させるため、価格が上昇する傾向があります。

下落要因

• 主要生産地域のブラジル、米国、アルゼンチンで天候が良好な場合、収穫量が増え、価格が下落します。
• 中国の輸入が減少すると、需要が供給を下回る可能性が高まり、価格が下落します。
• 景気減速により、大豆の需要が減少し、価格が下落します。

他のCFD銘柄との連動性

コーンと相関がある

大豆はコーンと主要生産地域が重複しており、コーン価格が上昇すると生産者がコーン栽培を増やし、結果として大豆の生産が減少し価格が上昇する傾向があります。

原油と逆相関

原油価格（WTI原油など）が上昇すると、大豆の収穫や輸送に使われる燃料コストが増加することから、結果として大豆価格も上昇する傾向にあります。

FXとの連動性

米ドル/円と逆相関

大豆価格と米ドル/円は米国の金融政策に影響を受けます。米国の金融引き締めが進むと、インフレが落ち着き大豆価格も下落しやすくなる一方、金利上昇が米ドル/円の上昇を引き起こします。金融緩和の際には逆の動きが見られます。

豪ドル/米ドルと相関がある

大豆価格の上昇局面では、世界的な景気拡大が資源価格の上昇をもたらしていることが多く、これに連動して資源国通貨である豪ドルが対米ドル（豪ドル/米ドル）で上昇する傾向が見られます。

参照原資産/取引所

大豆先物/CME