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新年のご挨拶
2021/1/1
新年、明けましておめでとうございます。
旧年中は格別のご高配を賜り、誠にありがとうございました。
~昨年を振り返って~
新年のご挨拶では、令和時代の「可能性」と「明るい未来」についてお話しました。
しかし昨年は、地球規模の新型コロナウイルス感染拡大により私たちの日常が激変し、東京五輪・パラリンピックが延期になるなど、世の中にも暗い雰囲気が漂った一年だったのではないでしょうか。
外出自粛による在宅時間の増加や、密を回避しソーシャルディスタンスを確保するなどの新しい生活様式等により、これまでとは明らかに違う日常が急速にやってきました。
当社でもお客さまへのサービス提供を止めないことを第一に考えながら、従業員には在宅勤務を積極的に推進してまいりました。
そのような環境の変化に対応することで、新たなサービスや日常、文化が芽生えるのだと思っています。
この新しい生活様式が定着するにはまだまだ長い時間がかかると思いますが、未来への扉は着実に開いており新たな可能性はむしろ拡がっていると信じています。
一方、金融や為替に目を向けると、安倍首相の辞任・米国大統領選挙に代表されるように政治では大きな動きがあり、また世界規模での影響が大きい事象が相次いだことで、為替相場も近年では比較的大きな動きを見せた一年だったのではないでしょうか。
そして、米国のサーキットブレーカー発動による取引停止、東証のシステム障害による取引停止など、これまでの経験則では起こり得なかったことや、様々なFintechサービスが普及していく中での不正出金問題などが起こりました。
お客さまの利便性や資産を維持するためのセキュリティやシステムを一層強化していかなければと改めて意識した一年でした。
~これから~
私は、サザンオールスターズの「希望の轍」という曲が大好きです。
轍とは「車が通ったあとに残る車輪の跡」のことですが、私たちは既に通り過ぎた車輪の跡を見て「希望」が持てる訳ではなく未来を見据えて進んだ時に初めて通り過ぎた車輪の跡を見て「希望」が見出せるという、希望に満ちた未来を歌っている曲だと思っているからです。
社会や人々の人生についてもまさに同じで、私たちがこれから経験する変容した新しい未来は、急に出現するものではなく既に通り過ぎた過去の延長線上にあります。
当社では引き続きPayPayとの取り組みを強化し、お客さまにより一層満足いただけるサービスを提供したいと考えています。
また、今後は適正な情報や適正な価格をリアルタイムにお客さまに提供できることが大事であると考えており、これらの取り組みによって金融や為替というものが皆さまにとってより身近な存在になるよう努めてまいります。
そして、日常使いが当たり前の金融サービスとして認められるよう従業員一同精一杯頑張ってまいります。
本年もワイジェイFXをよろしくお願い申し上げます。
令和3年 元旦
ワイジェイFX株式会社 代表取締役社長CEO 松本 好史